白内障の手術
白内障の手術方法
現在、白内障の手術は主に、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し(超音波水晶体乳化吸引術)、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法で行われています。 但し、白内障が進行して、核が固くなっている場合は、水晶体の核を丸ごと取り出すこともあります(水晶体囊外摘出術)。
●超音波水晶体乳化吸引術
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眼球を切開し、水晶体の前囊を切り取る。
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水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。 後囊とチン小帯は残す。
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残した後囊の中に、眼内レンズを挿入する。
- 眼内レンズ
- レンズは直径6mm程で、後囊に固定するために、ループがついています。眼内レンズをいったん挿入すれば、取り替える必要はありません。
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日帰り白内障手術の特徴
- 点眼麻酔
全ての症例で目薬のみの麻酔で手術を施行します。痛みはありません。
- 日帰り手術
入院の必要はありません。
- 短時間手術
従来は30分以上かかっていたものが、約10分ぐらいで手術が終了します。
- 耳角膜小切開手術
角膜の耳側に3.0mmの切開創で手術を行います。縫合する必要もありません。
- 日常生活
手術翌日よりほぼ通常の日常生活ができます。(洗顔、洗髪、化粧は医師の許可が必要です。)
- 健康保険の対象です。
- 手術後の診察は必要です。
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白内障手術の費用について
入院をしないことを前提とすると
● 1割負担の方 |
片眼 約2万円 両眼 約4万円 |
● 2割負担の方 |
片眼 約4万円 両眼 約8万円 |
● 3割負担の方 |
片眼 約6万円 両眼 約12万円 |
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